ストップ高とストップ安


政治関係や国際関係などの大きな事象により、株価が大きく上下してしまうことがあります。そういうときのために株式市場では、1日に動いて良い最大限の値幅を決めています。そうすることで株価の安定をはかることができます。

値幅いっぱいに株価が上がることを『ストップ高』、値幅いっぱいまで下がることを
『ストップ安』といいます。この『ストップ高』、『ストップ安』は投資を始めることでよく耳にすることがあると思いますので、自然に身に付くようになると思います。

ちなみに『ストップ高』と『ストップ安』の値幅制限はどのように定められているのでしょうか?値幅制限は急激な株価の変動により投資家が不利益を受けないように定められたものです。例えば株価が100円未満のものは、値幅制限が上下30円と決められています。100円以上200円未満は、値幅制限が上下50円と決められています。200円以上500円未満は、値幅制限が上下80円となり、1000円以上1500円未満は値幅制限上下200円、1500円以上2000円未満は値幅制限が上下300円と定められています。

株投資をはじめるにあたって、ストップ高は良いとしても、ストップ安には出くわしたくないものです。きちんと日々のニュースに関心を示すことで、先手の対応ができるようになります。
株投資でおぼえてほしい専門用語、それは『ストップ高』と『ストップ安』です。